2005年12月21日

寝台特急で北海道へ行こう!(その19:青函トンネルをくぐる)

72)青森から青函トンネルへ.JPG

みなさん、これがこれから海底をくぐっていく、津軽海峡です。
演歌の有名な歌を思い出しますが、季節もぴったりだし、たしかに演歌が似合いそうな世界です。
昨日、ご案内したように、青函トンネルに近づくと、車掌さんがアナウンスしてくれます。
ただ、青函トンネルに入る本番の前に、9つぐらい小さなトンネルがありますので、
「今、青函トンネルに入った!!」
と言う、劇的な感動の瞬間はなかなか味わえません。
「世界一の青函トンネルに入った!」
という瞬間を求められている方には、車掌さんからの、ジャストのタイミングでのアナウンスが必要だと思います。
で、ないと、青函トンネルの前にある9つのトンネルで、かなりじらされることになります。

さあ、青函トンネルに、入りました。
窓ガラスが猛烈な勢いで、曇っていきます。
トンネルの中は湿気が高いので、曇るのだそうです。

音もかなり高いです。
列車のドアに近い、デッキなどに立っていると、かなりうるさいです。

何しろ、世界一の長さのトンネルですから、この「日本海1号」で約40分、最速の特急「スーパー白鳥」(コレは帰路に乗りましたので、後日レポートしたいと思います。)でぶっ飛ばしても、25分かかる長さなのです。
長さが約54km。
深さが、一番深いところで、海面下140mの海底の、さらに地下100mのところを、進んでいきます。
この、一番深い部分には、青と緑のランプがともっています。
トンネルに入って、いい加減暗闇に飽きてきたころ、この青と緑のランプが車窓から見えます。

さらに詳しい青函トンネルの解説は、こちらを参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%87%BD%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

こちらは、図が多くて、見やすいかもしれません。
http://www.jrhokkaido.co.jp/travel/donan/seikan/

ま、40分も暗闇が続くのですから、津軽海峡の荒波の下140mのさらに下、100mを進むなんて、こんな体験はめったにできないです。
この瞬間を楽しみましょう。
「プロジェクトX」で何回も特集してた、25年に及ぶ工事の苦闘の歴史に思いをはせるのも良いですね。
http://www.nhk.or.jp/projectx/library/library.html

私は、「プロジェクトX」のストーリーを思い出しつつ、青森駅で買った日経新聞を読みふけっていました。
海面下240mのところで、日本経済に思いをはせる。株価とか。景気の行く末とか。
自分が日本経済に何かできるわけでもありませんが・・・。

多分、多くの人たちは今頃、汗水たらして働いている。
自分は、のんきに海底のさらに下を走っている。でも、世の中のことを考えている・・・
・・・と考えると、不思議な気持ちになります。

普段汗水たらして働いてきたヒトには、このような瞬間が訪れても良いと思います。
時間の流れに支配されている日常とはうって変わって、時間の流れを支配する。
つまり、自分の思うがままの時間が、流れていく。
というのは、優雅な気持ちにさせてくれます。

・・・こんなことを考えながら、日経新聞をくまなく隅から隅まで読み、気に入った記事をはさみを使わずに、手で切り抜く・・・
といった作業をしていたら、明かりが見えてきました。
あっという間の40分。
青函トンネルを抜けました!

今日の「日本海1号」では、このようなサービスはありませんが、
大阪から札幌へ向かう「トワイライトエクスプレス」
では、車掌さんが、ロビー室で、青函トンネルの観光案内をしてくれる、と聞いたことがあります。
http://form.allabout.co.jp/s/040818/index.htm

東京から札幌を目指す、豪華寝台特急「カシオペア」、寝台特急「北斗星」の記事はこちら。
http://form.allabout.co.jp/s/040818/index2.htm#02
このような列車を選んでみるのも良いですね。

さあ、北海道に列車で上陸です。
posted by leaves at 22:17| 滋賀 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 鉄道〜夜行列車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
leavesさん こんばんは(^-^)

写真、バスとかが写っていて本当雰囲気が出てますね。


海面下240mのトンネルでの時間、いいですね。僕もいつか列車で行って見ようと思います。
本当にトンネルを作った人たちの努力に感謝です。
Posted by rice at 2005年12月21日 22:34
leavesさん こんばんは〜

青函トンネルって長い長いとは聞いていたけど・・・そんなに長いとは思いませんでした・・・。地下240mの世界ってやっぱり凄いですよね!! プロジェクトX cosmosも見ましたけど・・・あんまり実感無かったんですよね・・・これってやっぱり青函トンネルを渡った人でないと実感できないものなんだと思いましたww 54kmもあるのか・・・瀬戸大橋って全長14kmですので・・・やっぱりスケールが違うんですね・・・!! とうとう北海道到着ですね!!! 話に出てきた「トワイライトエキスプレス」や「カシオペア」って設備も料金も変わってくるのかな???気になるところです!! 明日からの北海道シリーズも楽しみです!!
Posted by cosmos at 2005年12月22日 00:32
今日もまた・・・いい味の写真ですね☆
冬空の津軽海峡の哀愁と厳しさと日本が・・・伝わって来ますよ〜(^^♪

写真お上手ですね〜!

青函トンネル・・・流石すごいですね。
leavesさんの正確で鋭く、かつ情緒溢れる文章で魔法にかかったように青函トンネルの疑似体験をしました。。。

海面下のロマンは人々の汗と涙と・・・によって世界一尊敬されるべきトンネルになったのか・・・色々思いを巡らしますね。

「トワイライトエクスプレス」拝見しに行ってきましたよ(サイト)

ゴージャス(^^♪
ロマナティックですね〜
男と一緒にこんなので旅したら・・・
と・・・また想像でした(*^^)v

leavesさんの青函トンネル案内・・・
良かったです(*^^)v
Posted by ゴル at 2005年12月22日 04:04
riceさんへ

こんばんわ。
青函トンネルは、本当に男の死闘の舞台だったのです。そのことに思いをはせるだけでも有意義なものがありますね。

これから、北海道の風景も乗せていきますので、楽しみにしててください。
Posted by leaves riceさんへ at 2005年12月22日 20:47
cosmosさんへ

こんばんわ。

青函トンネルをくぐってから、「プロジェクトX」の青函トンネルの話を見ると、実感も違ってきたかもしれませんね。

瀬戸大橋をわたるときは、優雅な気分にさせられますが・・・青函トンネルをくぐるときは、気持ちも引き締まります。
同じ本州と、ほかの島を結んでいるのに、えらい違いです。

「トワイライトエクスプレス」や「カシオペア」の良い部屋は、料金も高いです。ま、10万円くらいあったら足りると思いますが。
でも、サービスはもっと良いと思いますので、新婚旅行なんかに利用されると良いと思います。

そんなわけで、ついに北海道に渡りました。目指す札幌はまだ遠いですが、がんばって書きますので、今後ともよろしくお願いします。
Posted by leaves cosmosさんへ at 2005年12月22日 20:56
ゴル校長へ

こんばんわ。

今日も、写真と記事をほめてくださり、ありがとうございます。
うれしいです。

青函トンネルの解説は、「トワイライトエクスプレス」の車掌さんがトンネル走行中にロビーカーで独演会を開くので、それの方が味があるかもしれません。

一度、ご夫婦で、「カシオペア」なり「トワイライトエクスプレス」に乗られるのもいいですね。旦那さんも気に入ってくださると思いますよ。

青函トンネルは、将来新幹線が走ります。
そうなったら、もっと快適に、あっという間に通り過ぎていくことになるでしょう。

では、北海道の記事を書き始めます。
Posted by leaves ゴル校長へ at 2005年12月22日 21:02
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